今必要なマーケット感覚
最近は読んだ本のまとめブログみたいになっていますが、何より自分のアウトプットのために続けていきたいと思います。
今日はちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」をまとめようと思います。
以前ちきりんさんの「自分のアタマで考えよう」も読みましたが、こちらは資料をしっかり読むことによって論理的思考を学んでいくという内容でした。
今回読んだ本はこの本とは対になっている本で、マーケット感覚と論理的思考とは対で一組であると言われています。
まずマーケット(市場)とは何かというと、
- 不特定多数の買い手(需要者)と売り手(供給者)が
- お互いのニーズを満たす相手にマッチングされ
- 価値を交換する場所
というように言われています。
この価値とは決して貨幣である必要はなく、買い手によって異なるものだということです。
また需要に比べて供給の少ないものは価値が上がります。
社会や時代の変化によって求められる価値は変わっていきます。
このときに潜在的な価値を認識する力やリアルな現場をイメージ出来る力というのがマーケット感覚だということです。
インターネットの普及により、社会は一気に市場化されました。
多くの規制やルールで統制されていた取引は自由になりました。
今までは会社など組織の中で評価されるのが良いことだと思われていました。
しかしこれからは社会が市場化されているから市場に評価されなくては生き残っていけません。
組織による評価は上位のものが偉く、少数のものは黙殺されてしまいます。
市場は少数でも個性があれば、それがメリットとなって評価されます。
これからは尖ってても市場で誰かが見つけてくれるまで、やり続けるということも大事なのかも知れません。